巾木(幅木)とは
巾木(幅木)は床面に面する壁の下部に取り付ける部材です。
でも、何のために付けてるの?絶対、付けないといけないの?
役割としては2つあります。
①壁の仕上げ材を保護するため。
②壁と床の隙間を隠すため。
確かに・・・
巾木(幅木)が無ければ、掃除機をかける際、ガンガン壁を傷つけそうですね。
でも、「壁と床の隙間」で何ですか?
材料は湿気・温度の影響で伸び縮みします。部材同士に隙間をつくることで、材料が伸びた際の逃げとなります。もし、隙間をつくっていなければ、材料がひび割れしてしまいます。
なるほど!
なので、巾木(幅木)は必ず付けるようにしましょう!!
巾木(幅木)の素材
主に塩ビ、木、ステンレス、石等があります。
〈塩ビ製巾木(幅木)〉
一般的にソフト巾木と言います。1番安価ですので、トイレ等の利用頻度の少ない部屋や見た目があまり気にならない部屋工事価格を抑えたい時に利用します。
〈木製巾木(幅木)〉
無垢材のほか、集成材の表面に木目調のシートや単板(木を数ミリにスライスした仕上げ剤)を貼ってるものがあります。巾木(幅木)は物をぶつけたりするので、無垢材をオススメします。集成材に木目調のシートや単板を貼った巾木(幅木)は物をぶつけた際、表面材が剥がれやすいので、使用は避けた方がいいでしょう。
〈ステンレス製巾木(幅木)〉
湿気多い部屋や水かかりになる箇所の使用をオススメします!
例えば、土足で利用するような公衆トイレや床を水洗いする部屋はステンレス製の巾木(幅木)に使用しましょう。
<石の巾木>
豪華さを演出した時に使用しようましょう。
例えば、高級なホテル・旅館・マンションのエントランス等に使用すると良いでしょう。
使う材料で部屋の見え方も変わりそうですね!!
塩ビ製巾木(幅木)は安っぽい感じだし、石の巾木(幅木)だと高級感がありますね!
木製巾木(幅木)は暖かい感じがしますね。
ケン太郎君も分かってきたね!
まとめ
巾木(幅木)は必ず付けましょう!
巾木(幅木)の役割は2つあります。
①壁の仕上げ材を保護するため。
②壁と床の隙間を隠すため。
適材適所で巾木(幅木)の素材を選ぶようにしましょう。
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