住宅を購入する時の土地選びの3つのポイント!

人生で最も重要な投資の一つが住宅購入。そして、住宅購入で大切になるのが「土地選び」です。適切な土地選びは、快適な生活の土台を築くキーとなります。立地条件、周辺環境、土地の特性、そして何より家族の幸せを考えると、一つ一つの選択が将来の生活を左右します。この記事では、失敗しない土地選びのための主要なポイントを詳細に解説します。あなたの新しい生活のスタート地点を、最適な場所にするための情報をお届けします。

この記事で分かること。

土地選びの3つのポイント。①災害リスク②土地の特性③立地・アクセス

この記事を書いた人-【キキ先生】

・一級建築士

・インテリアプランナー

・宅地建物取引士

・建築・インテリア、不動産に関して専門家としてアドバイスします!

もくじ

災害リスク

日本は地震や台風、豪雨など、多くの自然災害が発生する国として知られています。住宅の土地選びにおいて、災害リスクを適切に評価することは極めて重要で、ハザードマップで情報収集を行うことをオススメします!

地震

活断層近くの土地

活断層は地震の発生源となる可能性があるため、活断層の近くは避けるようにしましょう。十分な情報収集を行うことが大切です。

キキ先生

活断層データマップを活用すると良いでしょう。

洪水

河川周辺

河川の氾濫原や治水施設の範囲内に位置する土地は洪水のリスクが高まります。洪水ハザードマップを確認して、過去の浸水履歴や予測範囲をチェックしましょう。

低地

一般的に低地は水がたまりやすく、浸水のリスクが高まる可能性があります。

土砂災害

山間部や崖の近く

斜面の崩れや土石流のリスクが考えられます。土砂災害ハザードマップを活用して、過去の災害発生履歴や警戒エリアを確認しましょう。

津波

海岸近くの土地

地震が原因で発生する津波のリスクが高まります。津波ハザードマップを参考にし、高台や避難経路の確認を行うことが大切です。

キキ先生

自治体がハザードマップを公開してます。
必ず、ハザードマップで情報収集をしましょう!

土地の特性

土地選びにおける「土地の特性」は、住み心地や住宅の持続性、さらには将来の価値にも関わる重要な要素です。以下、土地の主要な特性とその詳細について解説します。

日当たり・風通し

土地の形状や向き、周囲の環境によって、日当たりや風通しは大きく変わります。日当たりの良さは冬の暖房コストを削減し、風通しの良さは夏の冷房コストを節約できます。また、日当たりと風通しの良さは、住空間の健康面や心地よさにも寄与します。

キキ先生

周辺の建物によって、日当たりや採光は左右されるので、実際に足を運んで、土地を見学しましょう。

地盤の強度

地盤の強度は、住宅の耐震性や安定性に直結する要素です。弱い地盤上では、基礎工事や改良が必要となることもあります。土地購入前に地盤調査を行い、必要な工事やコストを見越して判断することが重要です。

キキ先生

不動産が過去に地盤調査を実施した資料がある場合もあるので、問い合わせをしてみて下さい。

高低差

土地が傾斜している場合、建築コストが増加することが考えられます。また、景観やプライバシーの観点からも、高低差は影響を与えます。傾斜地は景観や眺望が良いことが多い反面、土砂災害のリスクも考慮する必要があります。

キキ先生

土地に高低差があると、地盤掘削・擁壁設置などのコストが発生する場合があります

水はけ・排水

土地が水はけの良い土壌であるか、排水設備が整っているかを確認することで、雨水の浸水リスクや湿気の問題を予防できます。

キキ先生

雨の日に土地を見学することをオススメします。
周囲の土地より低く、雨水が溜まる土地であれば、購入は辞めましょう。

土地の形状

不規則な形状や狭小地は、効率的な家のプランニングや建築デザインを難しくする可能性があります。しかし、独自のデザインや利用方法が可能となる場合も。

キキ先生

よくあるのが、旗竿地ですね。
設計者によっては、土地形状のデメリットをプラスに変えてくれます。

周囲の環境との関係性

近隣の建物の高さや位置、将来の建築予定なども、日当たりや風通し、プライバシーに影響します。将来的な変化も考慮に入れて土地を選ぶことが求められます。

キキ先生

南向きの住宅を購入後、目の前にマンションが建設され、日当たりが悪くなったケースもあります。

周辺の土地にどのような建物あるのか、そして、将来的に環境が変わる可能性があるのかを調べましょう。

そして、重要なのが不動産業者の言葉は鵜吞みにしないことです!

立地・アクセス

住宅の土地選びにおいて、「立地・アクセス」は非常に大きな影響を持つ要因です。快適な生活を実現するためには、このポイントをしっかりと考慮する必要があります。

駅やバス停からの距離

公共交通機関は通勤や通学、買い物やレジャーにとても便利です。特に都市部では、最寄りの駅やバス停からの距離は生活の利便性を大きく左右します。徒歩5〜10分以内のエリアは、特に人気があり、地価も高くなりがちです。

キキ先生

駅近く利便性がいいですが、地価も高いです。

路線の利便性

最寄り駅があっても、その路線が主要な場所へ直結していないと不便です。乗り換えの回数や所要時間を確認しましょう。

キキ先生

実際の通勤ルートなどを想定してみましょう。
住みたいエリアが見えてくるかと思います。

主要道路や高速道路へのアクセス

車を主要な移動手段とする地域にとっては、家から主要道路や高速道路へのアクセスの良さは大きな魅力となります。ただし、道路に近すぎると騒音や排ガスの問題が出てくることも。バランスを見つける必要があります。

キキ先生

大通りに面すると騒音の問題が生じます。周辺環境の静けさも重要な要素です。

周辺の交通量

住宅地内の交通量が多いと、騒音や子供の安全などの問題が生じやすくなります。閑静な住宅地を求める場合は、事前に確認が必要です。

キキ先生

主要道路にアクセスしやすい、交通量が少ない道路に面している土地をオススメします。

まとめ

住宅の土地選びにおける周辺環境は、日常生活の質や将来の安全性を大きく左右します。最寄りの生活施設のアクセス、公共施設の存在、治安、自然環境、そして騒音や振動のチェックは必須です。また、地域の都市開発計画や交通アクセスも、将来的な生活の便利さや物件の価値に影響をもたらす重要なポイントです。複数回の現地訪問や、地域住民からの情報収集を通じて、あなたのライフスタイルや価値観に合った最適な土地を選ぶことが大切です。土地選びは一生の大決断。慎重に、そして情熱をもって取り組みましょう。

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この記事を書いた人

はじめまして。キキです。
私たちは事業・住まいなど建築・インテリア、不動産とは一生関わっていきます。

夢の実現のための「起業から施設づくり」「住まいづくり」までトータルサポートをしたいという想いから、「建築・インテリア」「不動産」の役立つ情報を発信します。

【経歴】
建築・インテリア設計・工事のチェックを日々行っています。

【資格】
・一級建築士
・インテリアプランナー
・宅地建物取引士

私の経験が皆様の夢の実現のために参考になればと想いブログを書いてます。

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