今から出来る住まいの地震対策!徹底解説!

地震という予測不可能な自然災害に備え、家庭でできる簡単な地震対策をご紹介します。地震は突然訪れるため、日頃からの準備が非常に重要です。家具の固定から窓ガラスの安全対策まで、いくつかの簡単なステップを踏むことで、ご家族とご自身の安全を守ることができます。この記事を参考に、地震対策を見直してみませんか?それでは、具体的な対策方法を見ていきましょう。

この記事で分かること。

すぐに出来る地震対策

この記事を書いた人-【キキ先生】

・一級建築士

・インテリアプランナー

・宅地建物取引士

・建築・インテリア、不動産に関して専門家としてアドバイスします!

もくじ

高さがある家具を固定する。

まず最初に、高さがある家具の固定が重要です。地震の際、これらの家具は転倒しやすく、大きな怪我の原因になり得ます。家具固定用のL字金具や家具転倒防止バンドを使い、壁にしっかりと固定しましょう。これにより、家具の転倒リスクを大幅に減らすことが可能です。

家具固定の方法

  1. 固定具の選択
    • L字金具:これは一般的に家具の上部を壁に固定するのに使用されます。ネジで家具と壁にしっかりと取り付けることで、家具の転倒を防ぎます。
    • 家具転倒防止バンド:これは家具と壁をフレキシブルに結びつけるために使用されます。地震の揺れに対応し、家具の倒れを防止します。
  2. 適切な位置に設置
    • 家具は壁に近い位置に設置し、できるだけ中心の高さで固定具を取り付けます。これにより、バランスを保ち、転倒のリスクを減らします。
  3. 固定の確認
    • 固定後は、定期的にネジが緩んでいないかを確認し、必要に応じて締め直しを行います。

注意点

  • 賃貸物件の場合:壁に穴を開けることが難しい場合は、粘着式の固定具や家具の下に滑り止めのマットを敷くなどの代替策を考えましょう。
  • 重い物の収納:重い物はできるだけ低い位置に収納し、家具自体の重心を低く保つことも大切です。
キキ先生

地震による被害は予測できませんが、家具を固定することで、そのリスクを大幅に減らすことが可能です。この対策を行うことで、地震時の安全性を高め、安心して生活することができます。

特に寝室には注意が必要です!

窓ガラスに飛散防止フィルムを貼る。

窓ガラスの飛散は、地震時の危険の一つです。飛散防止フィルムを窓ガラスに貼ることで、地震の揺れによるガラスの破損や飛散を防ぎ、けがのリスクを減らすことができます。このフィルムは、自分で貼ることもできますし、専門業者に依頼することも可能です。

飛散防止フィルムの選び方と貼り方

  1. フィルムの選び方
    • 強度と厚み:耐久性のある厚手のフィルムを選ぶことが重要です。通常、セキュリティレベルが高いものほど厚く、より強い保護を提供します。
    • UVカット機能:UVカット機能があるフィルムは、日焼けや家具の色褪せ防止にも効果的です。
  2. 貼り方
    • 清掃:窓ガラスを徹底的に清掃し、ホコリや汚れを完全に除去します。
    • 調整:フィルムを窓のサイズに合わせてカットします。余裕を持って少し大きめに切ると、貼り付けの際に調整しやすくなります。
    • 貼付:専用のスプレー液(または石鹸水)をガラスに吹きかけ、フィルムを貼り付けます。気泡が入らないように、スキージー(ヘラ)を使って空気を押し出します。
    • 乾燥:貼り付けた後は、フィルムが完全に固定されるまで数日間乾燥させます。

注意点

  • 専門業者に依頼する選択肢:DIYが難しい場合や完璧な仕上がりを求める場合は、専門の業者に依頼するのも一つの方法です。プロの施工であれば、より精度の高い貼り付けが期待できます。
  • 保守管理:フィルムは長期間にわたり効果を保持しますが、定期的に損傷や剥がれがないかをチェックし、必要に応じて交換を検討しましょう。
キキ先生

窓ガラスに飛散防止フィルムを貼ることは、地震時の安全対策として非常に効果的です。この対策により、もしもの時の怪我のリスクを減らし、より安全な生活空間を確保できます。

廊下・玄関に避難の妨げになる物を置かない。

廊下や玄関には、避難の妨げになる物を置かないようにしましょう。地震が起きた際には、迅速な避難が求められます。廊下や玄関が物でふさがれていると、避難の際につまずいたり、時間がかかったりすることがあります。日頃から、これらの場所をすっきりと保つことが大切です。

廊下・玄関の整理整頓のポイント

  1. 不要な物の撤去
    • 廊下や玄関には必要最小限の物だけを置き、それ以外は他の場所に移動させます。
    • 靴は靴箱に収納し、散らかっている物は定期的に片付けます。
  2. 家具・装飾品の配置
    • 廊下や玄関に家具や装飾品を置く場合は、転倒しても避難の妨げにならない小さなものを選びます。
    • 壁に掛けられる装飾品や家具を利用し、床のスペースを空けておきます。
  3. 照明の確保
    • 地震発生時、電気が切れる可能性があります。そのため、廊下や玄関には常夜灯や懐中電灯を設置し、緊急時にも視界を確保できるようにします。

注意点

  • 地震発生時の行動:地震発生時は、まず身の安全を確保し、次に迅速に避難することを心がけましょう。
  • 日頃の意識:日頃から廊下や玄関を整理整頓する習慣をつけることが大切です。突然の地震にも迅速に対応できるよう、常に避難しやすい状態を保つことが重要です。
キキ先生

廊下や玄関をすっきりと保ち、避難の妨げになる物を置かないことは、地震対策の中でも特に重要なポイントです。これにより、もしもの時に家族の安全を守り、素早く避難することが可能になります。

まとめ

地震発生時のリスクを軽減するための住宅対策をご紹介しました。まず、高さがある家具の固定は、家具の転倒リスクを減らし、怪我の危険を避けるために不可欠です。寝室では、安全性を考慮して低い家具を選ぶことが重要です。また、窓ガラスに飛散防止フィルムを貼ることで、地震時のガラス破損による怪我を防ぎます。そして、廊下や玄関には避難を妨げる物を置かないことで、緊急時の迅速な避難を確保します。これらの対策を実践することで、地震によるリスクを減らし、安全な住環境を整えることができます。安心して生活するためにも、これらの対策をぜひ実施してください。

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この記事を書いた人

はじめまして。キキです。
私たちは事業・住まいなど建築・インテリア、不動産とは一生関わっていきます。

夢の実現のための「起業から施設づくり」「住まいづくり」までトータルサポートをしたいという想いから、「建築・インテリア」「不動産」の役立つ情報を発信します。

【経歴】
建築・インテリア設計・工事のチェックを日々行っています。

【資格】
・一級建築士
・インテリアプランナー
・宅地建物取引士

私の経験が皆様の夢の実現のために参考になればと想いブログを書いてます。

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